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日本アルパインガイド協会

所属ガイドが長年に渡って培ってきたセルフレスキュー技術を公開するとともに、遭難事故による犠牲者を出さないためにもこれら技術の普及に努めて参りたいと考えます。これらのレスキュー技術講習会も一定の成果を見るに至り、より定着を目指してレスキュー技術資格として実施しています。

AGS−J遭難対策委員会からのおしらせ
レスキュー技術検定項目、及び技術の詳細について一部改定を行います。その内容については、徐々にビデオ、マニュアル四章第六版で解説する予定にしています。
これらの検定項目は平成29年1月より変更いたします。本年12月までは、従来の検定項目の内容で検定は行います。
変更点は次の内容となります。


尚、新規技術内容のマニュアルにつきましては10月末を目処にして公開する予定にしています。

2016年度 AGS−J遭難対策委員会からのご案内

基礎技術解説デモムービー
技術の見直しを行っています、その内容に暫時改定いたします。
一部内容を変更のため掲載を控えていますことお詫びいたします。
No ビデオイメージ 内容
2 支点の技術
その1、ボルト支点
解説・実演:廣川健太郎AG
640×480高画質Version
5分10秒
2450

掲載中
支点の技術
その2、スリングの使い方
解説・実演:和田博文RM・MG
640×480高画質Version
3分45秒
4334

掲載中
C−1支点での結び目通過技術
8環使用の場合
実演:福原信一郎CM
640×480高画質Version
3分09秒
4152

掲載中
New懸垂下降中の結び目通過技術
C−3、その3、8環の素通しによる方法
実演:川瀬恵一RM
(よくあるトラブルの原因)
実演:小林政彦MG・RM
1280×720Hivision
6分9秒
3389

掲載中
New半マストによる結び目通過技術
C−6、支点での通過
実演:福田かおりAG
C−7、懸垂下降での通過
実演:石関信次MG
640×480高画質Version
1分17秒 
3144

掲載中
5 New@懸垂下降時のトラブル救助
(下から登って救助、ENSA方式)
demo:千石亮一RM

よく解らないという方は下記の解説書を
この技術の解説PDF
1492

掲載中
改定A懸垂下降時のトラブル救助
(別ロープで下降して救助、同時降り)

demo:江本直子RL 
2062

掲載中
改定B懸垂下降時のトラブル救助
(トラブルを起こしたロープを下降して救助、同時降り)

demo:江本直子RL
2316

掲載中
6 Dロープ担架での降ろし技術
実演:和田博文AG・RM、他
640×480高画質Version
5分08秒
1206

掲載中
8 New自己脱出
条件:スリング1本のみ(上級技術)
実演:柳瀬直子MG
1280×720 Hivision
3分23秒
3219

掲載中
10 (改定) 固定ロープの張り方
@動滑車を用いて強力に緊張
A回収を考慮した緊張方法
実演・解説:和田博文RM・MG
1280×720Hivision
3分21秒
41

掲載中

AGS−Jレスキュー技術講習と検定資格について
 クライミング技術を重視するあまり忘れがちな、これらのセキュリティ技術を正しく段階を踏んで学ぶことは、救助救出技術を習得するだけでなく、アルパインクライミングでのセキュリティについての基本を学ぶこととなります。上級者やガイドにとっては必須の技術といえますが、上級者やガイドばかりでなく、一般登山道に出てくる危険個所の通過などの際にも大変役立つ技術も含まれています。登山を志す方、皆さんの資格取得をお勧めいたします。
検定資格は、次のようなレベルにあります。
  • 初級レスキュー技術資格、一般登山でのセキュリティ、及び1〜2級程度までの岩稜、岩壁からの基礎的なレスキュー技術。
  • 中級レスキュー技術資格、登山、クライミングでのセキュリティ全般と3〜4級程度の岩場でのレスキュー技術、マウンテンガイドレベル。
  • 上級レスキュー技術資格、セキュリティ技術と理論、オールマイティなレスキュー技術、アルパインガイドレベルとなります。

 事故や遭難を起こさないことは皆の願うところですが、事故や遭難に対する確かな技術的備えを是非ともお勧めするところです。
AGS−J遭難対策委員会
各講習の詳細案内、申し込みについては詳細のダウンロードのページをご覧下さい。

資格の種類と内容について
下記の講習を行いながらその技術能力を評価判定して行う。
また、2014年度まで実施して来ました上級技術については、その内容の難度、技術の種類の多さから2日での検定が難しくなったため、スクールにて研修検定方式に本年度より改めています。
初級 @ レスキューに必要なロープの結び方、使い方 (半マスト結び/仮固定の結び/固
  定の結び/フリクションヒッチ/中田システム)
A 支点技術 (流動分散、固定分散の技術/荷重角度についての技術/アジャスト可
  能なスリングの使い方)
B 懸垂下降技術(半マスト結びでの下降/他の器具を使用しての下降技術/懸垂下降
  での二人降り)
C ロープの仮り固定技術(確保時の仮固定/懸垂下降時の仮固定/リード確保時の脱
  出)
D パートナーの降ろし技術(背負ってのカウンターラッペル/補助しながら歩いての
  カウンターラッペル/補助者の操作による背負い降ろし)
E 緩傾斜での1/3、1/5、1/7の引き上げ技術
F 固定ロープの張り方
G 自己脱出技術
H 怪我人の応急処置、ネット担架の作成技術、搬送技術
中級 @ 支点のセット、レスキュー器具、ロープの使用方法 (基礎技術)
A 結び目の通過技術(基礎技術)
B 垂壁での自己脱出技術(基礎技術)
C 背負っての搬送技術(基礎技術、山道100mほどで行う)
D 垂壁での引き上げによる救助技術10m以上
  中級=3分/m以内を合格ラインとする。
  2種以上のシステム(1/3 1/5 1/7等)を使用する。
E 垂壁での背負ってのカウンターラッペルによる降ろし技術20m以内とする。
F 垂壁での降し技術、背負い担当、ロープ操作担当の両方行う。
G 垂壁での懸垂下降中のトラブルからの救出技術(上方からの救助、下方からの救助)
H ネット担架の作成(全身用、半身用、岩壁での作成方法)
I 応急処置(足の骨折・捻挫、腕の骨折)

また、これらの講習、検定は希望により団体での申し込みも受け付けています。それについては団体講習としてお問い合わせください。

上級の技術については、2015年度より検定を中止しますが、団体での検定、及び講習は受け付けています。団体での申込みや講習内容については「レスキュー技術団体講習について」をご覧になって下さい。

実技講習と実技検定のすすめかたについて
(初級)
講習項目、内容毎に最初に講師が実技講習を行った上で参加者の検定を行います。
検定が危険と思われる場合は、バックアップロープで確保します。参加者個々の技術レベルを超えていると思われるときにはその項目の検定を、あるいは個々の検定を中止することがあります。

(中級)
項目毎に先ず参加者に実技を行っていただきます。出来なかった部分、知らなかった内容について講師が講習を行い、その上で検定を行います。
検定が危険と思われる場合は、バックアップロープで確保します。参加者個々の技術レベルを超えていると思われるときにはその項目の検定を、あるいは個々の検定を中止することがあります。

評価方法について
全資格とも実技審査9項目ごとに下記5段階評価を行います。その上で、30点を最大とする減点を評価点より引き総合評価とします。
  • ◎ 100点 実技が正しく素早くでき、理論を理解している。応用力がある。
  • ○  75点 実技が正しく素早くでき、理論を理解している。
  • △  50点 講習内容に沿ってなんとか出来る、理論を理解していると言い難い。
  • ▲  25点 講習内容の幾つかを出来ない。
  • ×   0点 出来ない。
上級資格については、登山一般、支点力学、ロープ力学、引き上げ理論、等の講習の後に筆記試験を行います。よって初、中級は9項目、上級は10項目の審査が行われ、0点の項目がなく、平均点で70点以上を合格とし、資格認定いたします。

資格認定について
資格認定は検定委員の評価をもとに認定会議にて決定され日本アルパインガイド協会理事会承認を経て認定されます。認定者には、認定証を授与いたします。
また、上級認定者には「レスキューマスター」の称号を授与するとともに、当協会正会員として会員登録することが可能となり、レスキュー技術の研究、指導、検定員にあたることが可能となります。また、中級認定者は「レスキューリーダー」の称号で準会員として登録することが出来、会員としての研修を受けることが可能となります。

レスキュー技術団体講習について
 各自治体防災関係者、山岳レインジャー、山岳救助隊、学校山岳部、ワンダーフォーゲル部、探検部、職域山岳会、社会人山岳会におけるレスキュー技術講習会へ講師としてガイドを派遣致します。
御希望の場所、内容、日程で講習会を行うことが出来ます。
各団体に合った技術アップを図ることが一層の安全登山に繋がるものと思います。
日本国内どちらへも派遣致します。
是非御相談下さい。

ガイド派遣費用は次となります。

  • 講習費 30,000円/ガイド・日
  • 講師派遣の経費(交通費、宿泊費、等)は依頼者の御負担になります。
  • 拘束費・・天候、その他で講習を行うことが出来なかった場合一日当たり20,000円/ガイドの拘束費を申し受けます。

詳しい資料、御希望等につきましては協会事務局までお問い合わせいただくか、下記でダウンロードすることが出来ます。

レスキュー団体講習の案内(PDF文書)2016年度版

 ダウンロードの出来ない方は資料を事務局まではがき(返信用切手不要)またはFAX、あるいはメールにて御請求ください。電話ではお問い合わせのみ受け付けいたしますが、申し込み等はできませんのでご了承下さい。お問い合わせを受けました段階で担当ガイドがご連絡いたします。
申し込みにつきましては、講習内容を打ち合わせの上、費用を見積もりさせて頂きます。特殊器具(例えば、ストレッチゃー、ウインチ等)が講習に必要な場合には別途輸送費、使用料が若干必要となります。

お問い合わせ、申し込み窓口

一般社団法人日本アルパイン・ガイド協会 事務局
〒249-0001神奈川県逗子市久木7-7-19
TEL/FAX 046-876-5193
MAIL : office@agsj.org


一般社団法人日本アルパイン・ガイド協会 事務局
〒249-0001 神奈川県逗子市久木7-7-19
TEL/FAX 046-876-5193
Email office@agsj.org