AGS-J Mountain Rescue 本文へジャンプ
 日本アルパインガイド協会所属ガイドが長年に渡って培ってきたセルフレスキュー技術を公開するとともに、遭難事故による犠牲者を出さないためにもこれら技術の普及に努めて参りたいと考えます。これらのレスキュー技術講習会も一定の成果を見るに至り、より定着を目指してレスキュー技術資格として実施しています。

AGS−J遭難対策委員会

(マニュアル2章、4章の訂正・追加ページがダウンロード可能です。)

基礎技術解説デモムービー
技術の見直しを行っています、その内容に暫時改定いたします。
No ビデオイメージ 内容 アクセス数
0 レスキュー技術について
遭難対策委員長・小林政彦
1280×720Hivision
3分11秒
492

掲載中
1 山岳レスキューに必要な装備と
その使い方
解説・実演:桐生 茂RM
640×480高画質Version
16分27秒
3667

掲載中
2 支点の技術
その1、ボルト支点
解説・実演:廣川健太郎AG
640×480高画質Version
5分10秒
2075

掲載中
支点の技術
その2、スリングの使い方
解説・実演:和田博文RM・AG
640×480高画質Version
3分45秒
1093

掲載中
3 仮固定とその使い方
解説・実演:小林政彦MG・RM
640×480高画質Version
5分42秒
2385

掲載中
C−1支点での結び目通過技術
8環使用の場合
実演:福原信一郎CM
640×480高画質Version
3分09秒
1348

掲載中
C−2支点での結び目通過技術
半マスト結びを使用の場合
(ムンターポップ方式)
実演:福田かおりAG
640×480高画質Version
4分05秒
1115

掲載中
懸垂下降中の結び目通過技術
C−3、その1、別ロープに荷重を移し替えて
実演:小林政彦MG・RM
C−3、その2、スリング等がない場合の通過
実演:桐生茂RM
640×480高画質Version
12分29秒
1271

掲載中
New懸垂下降中の結び目通過技術
C−3、その3、8環の素通しによる方法
実演:川瀬恵一RM
(よくあるトラブルの原因)
実演:小林政彦MG・RM
1280×720Hivision
6分9秒
297

掲載中
Newカウンターラッペル時の結び目通過技術
C−4、8環による直通過
実演:小林政彦RM・MG
C−5、半マストによる通過
実演:柳瀬直子MG
1280×720Hivision
5分45秒
316

掲載中
New半マストによる結び目通過技術
C−6、支点での通過
実演:福田かおりAG
C−7、懸垂下降での通過
実演:石関信次MG
640×480高画質Version
1分17秒 
514

掲載中
5 @引き上げ技術基礎
解説・実演:小林政彦MG・RM
640×480高画質Version
21分54秒
1741

掲載中
A引き上げ技術
ロープ担架で救助者と共に引上げる
実演:小林政彦MG・RM、他
640×480高画質Version
4分51秒
1391

掲載中
6 @空中でのキャッチから同時降り

Aカウンターロープでの背負い降ろし
実演:小林政彦MG・RM
640×480高画質Version
16分32秒
1591

掲載中
Bストレッチャーによる降ろし技術
実演:桐生 茂RM、他
640×480高画質Version
7分19秒
1308

掲載中
Cオーバーハングでの
宙吊りからの降ろし技術
実演:桐生 茂RM
640×480高画質Version
12分01秒
1077

掲載中
Dロープ担架での降ろし技術
実演:和田博文AG・RM、他
640×480高画質Version
5分08秒
1238

掲載中
7 懸垂下降時のトラブルから
救助する方法
解説・実演:桐生 茂RM
640×480高画質Version
15分21秒
1707

掲載中
8 New自己脱出
条件:スリング1本のみ(上級技術)
実演:柳瀬直子MG
1280×720 Hivision
3分23秒
293

掲載中
9 Newロープ担架の作り方
実演、解説:小林政彦RM・MG
1280×720 Hivision
10分41秒
209

掲載中
10 (改定) 固定ロープの張り方
@動滑車を用いて強力に緊張
A回収を考慮した緊張方法
実演・解説:和田博文RM・AG
1280×720Hivision
3分21秒
894

掲載中

AGS−Jレスキュー技術講習と検定資格について
 クライミング技術を重視するあまり忘れがちな、これらのセキュリティ技術を正しく段階を踏んで学ぶことは、救助救出技術を習得するだけでなく、アルパインクライミングでのセキュリティについての基本を学ぶこととなります。上級者やガイドにとっては必須の技術といえますが、上級者やガイドばかりでなく、一般登山道に出てくる危険個所の通過などの際にも大変役立つ技術も含まれています。登山を志す方、皆さんの資格取得をお勧めいたします。
検定資格は、次のようなレベルにあります。
  • 初級レスキュー技術資格、一般登山でのセキュリティ、及び1〜2級程度までの岩稜、岩壁からの基礎的なレスキュー技術。
  • 中級レスキュー技術資格、登山、クライミングでのセキュリティ全般と3〜4級程度の岩場でのレスキュー技術、マウンテンガイドレベル。
  • 上級レスキュー技術資格、セキュリティ技術と理論、オールマイティなレスキュー技術、アルパインガイドレベルとなります。

 事故や遭難を起こさないことは皆の願うところですが、事故や遭難に対する確かな技術的備えを是非ともお勧めするところです。
AGS−J遭難対策委員会
委員長 小林政彦
各講習の詳細案内、申し込みについては詳細のダウンロードのページをご覧下さい。

資格の種類と内容について
下記の講習を行いながらその技術能力を評価判定して行う。
初級
  • レスキューに必要なロープの結び方、使い方 (半マスト結び/仮固定の結び/固定の結び/フリクションヒッチ/Kシステム)
  • 支点技術 (流動分散、固定分散の技術/荷重角度についての技術/アジャスト可能なスリングの使い方
  • 懸垂下降技術(半マスト結びでの下降/他の器具を使用しての下降技術/懸垂下降での二人降り
  • ロープの仮り固定技術(確保時の仮固定/懸垂下降時の仮固定/リード確保時の脱出
  • パートナーの吊り降ろし技術(背負ってのカウンターラッペル/補助しながら歩いてのカウンターラッペル/補助者の操作による背負い降ろし)
  • 緩傾斜での1/2、1/3、1/5の引き上げ技術
  • 固定ロープの張り方
  • 自己脱出技術
  • 怪我人の梱包、搬送技術
(下線項目は新たになった部分です。)
中級
  • 支点のセット、レスキュー器具、ロープの使用方法 (基礎技術)
  • コブの通過技術(基礎技術)
  • 垂壁での自己脱出技術(基礎技術)
  • 背負っての搬送技術(基礎技術、山道100mほどで行う)
  • 垂壁での引き上げによる救助技術10m以上 (中級=3分/m以内を合格ラインとする。2種以上のシステム(1/3 1/5 1/7 1/9)を使用する。被救助者を確保状態からスタートさせる。)
  • 垂壁での背負ってのカウンターラッペルによる降ろし技術20m以内とする。
  • 垂壁での懸垂下降中のトラブルからの救出技術(上方からの救助)
  • 応急処置
上級
  • レスキュー器具、ロープの使用方法 (基礎技術)
  • コブの通過技術(基礎技術)
  • 自己脱出技術(基礎技術)
  • 背負っての搬送技術(基礎技術、山道100mほどで行う)
  • 引き上げ技術10m以上 (上級=2分/m以内を合格ラインとする。2種以上のシステムを使用する。被救助者を確保状態からスタートさせる。)
  • 背負ってのカウンターラッペルによる降ろし技術30〜40mとする。
  • オーバーハングでの宙吊りからのレスキュー技術
  • 懸垂下降中のトラブルからの救出技術(上方からの救助)
  • 応急処置
  • 支点のセット理論と墜落の力学、安全管理、レスキュー技術、その他(筆記試験、4者択一及び記述、20問)
(注)上級資格では、筆記試験を行います。

また、これらの講習、検定は希望により団体での申し込みも受け付けています。それについては団体講習としてお問い合わせください。
実技講習と実技検定のすすめかたについて
(初級)
講習項目、内容毎に最初に講師が実技講習を行った上で参加者の検定を行います。
検定が危険と思われる場合は、バックアップロープで確保します。参加者個々の技術レベルを超えていると思われるときにはその項目の検定を、あるいは個々の検定を中止することがあります。

(中級)
項目毎に先ず参加者に実技を行っていただきます。出来なかった部分、知らなかった内容について講師が講習を行い、その上で検定を行います。
検定が危険と思われる場合は、バックアップロープで確保します。参加者個々の技術レベルを超えていると思われるときにはその項目の検定を、あるいは個々の検定を中止することがあります。

(上級)
検定項目毎に先ず、参加者の実技検定を行います。その後に出来なかった部分、知らなかった内容について講師が実技講習を行います。
検定が危険と思われる場合は、バックアップロープで確保します。参加者個々の技術レベルを超えていると思われるときにはその項目の検定を、あるいは個々の検定を中止することがあります。

評価方法について
全資格とも実技審査9項目ごとに下記5段階評価を行います。その上で、30点を最大とする減点を評価点より引き総合評価とします。
  • ◎ 100点 実技が正しく素早くでき、理論を理解している。応用力がある。
  • ○  75点 実技が正しく素早くでき、理論を理解している。
  • △  50点 講習内容に沿ってなんとか出来る、理論を理解していると言い難い。
  • ▲  25点 講習内容の幾つかを出来ない。
  • ×   0点 出来ない。
上級資格については、登山一般、支点力学、ロープ力学、引き上げ理論、等の講習の後に筆記試験を行います。よって初、中級は9項目、上級は10項目の審査が行われ、0点の項目がなく、平均点で70点以上を合格とし、資格認定いたします。

資格認定について
資格認定は検定委員の評価をもとに認定会議にて決定され日本アルパインガイド協会理事会承認を経て認定されます。認定者には、認定証を授与いたします。
また、上級認定者には「レスキューマスター」の称号を授与するとともに、当協会正会員として会員登録することが可能となり、レスキュー技術の研究、指導、検定員にあたることが可能となります。また、中級認定者は準会員として登録することが出来、会員としての研修を受けることが可能となります。

レスキュー技術団体講習について
 各自治体防災関係者、山岳レインジャー、山岳救助隊、学校山岳部、ワンダーフォーゲル部、探検部、職域山岳会、社会人山岳会におけるレスキュー技術講習会へ講師としてガイドを派遣致します。
御希望の場所、内容、日程で講習会を行うことが出来ます。
各団体に合った技術アップを図ることが一層の安全登山に繋がるものと思います。
日本国内どちらへも派遣致します。
是非御相談下さい。

ガイド派遣費用は次となります。

  • 講習費 30,000円/ガイド・日
  • 講師派遣の経費(交通費、宿泊費、等)は依頼者の御負担になります。
  • 拘束費・・天候、その他で講習を行うことが出来なかった場合一日当たり25,000円/ガイドの拘束費を申し受けます。

詳しい資料、御希望等につきましては協会事務局までお問い合わせいただくか、下記でダウンロードすることが出来ます。

レスキュー団体講習の案内(PDF文書)2011年度版

 ダウンロードの出来ない方は資料を事務局まではがき(返信用切手不要)またはFAX、あるいはメールにて御請求ください。電話ではお問い合わせのみ受け付けいたしますが、申し込み等はできませんのでご了承下さい。お問い合わせを受けました段階で担当ガイドがご連絡いたします。
申し込みにつきましては、講習内容を打ち合わせの上、費用を見積もりさせて頂きます。特殊器具(例えば、ストレッチゃー、ウインチ等)が講習に必要な場合には別途輸送費、使用料が若干必要となります。

お問い合わせ、申し込み窓口

社団法人日本アルパイン・ガイド協会 事務局
〒190-0162 東京都あきる野市三内87-1 パステルハウス205
電話 042−533−8021 FAX 042−533−8022
MAIL : office@agsj.org


社団法人日本アルパイン・ガイド協会 事務局
〒190-0162 東京都あきる野市三内87-1 パステルハウス205
電話 042−533−8021 FAX 042−533−8022
Email office@agsj.org